こんにちは、NORTH OSAKA INDIAN MOTORCYCLE(HDxMINO)の西尾です!!!
プレオープン日は「2月1日」!!先行して車両のご相談はお受けしていますので、なんでもお気軽にどうぞ(;゚∀゚)=3ハァハァ
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https://www.indian-motorcycle.inc/news/2024-11-17/
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さてさて・・・・”インディアンモーターサイクルをもっと知ってほしい!乗ってほしい!”と日々いろいろと考えている中、
「アメリカ最古のモーターサイクルブランド=インディアンモーターサイクル」と謳っているけど、意外とその歴史は知られていないのに気づきました(*´Д`)
という訳で、店頭では話題に出すことも多い”インディアンモーターサイクルの歴史”について、誕生~現代まで!ブログに書いていきたいぞと♪♪
今回は第二回!!『なぜ”インディアン”の名前を付けたのか??』を考察していきたいと思います\(^o^)/
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↓第一回はこちら!
【インディアン今昔話】インディアンモーターサイクル”誕生”に迫る
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第一回で書いていたとおり"INDIAN MOTORCYCLE SINCE 1901" が周知の事実なのですが、「実はINDIAN MOTORCYCLEとブランド名を決めたのは少し後の1923年」で、しかも「最初はINDIAN MOTOCYCLE(Rが無い・モトサイクル)」という名前だったんですΣ(゚Д゚)
この”MOTOCYCLE”と”MOTORCYCLE”の2つが歴史的に存在するのが諸問題を引き起こす・・・のですが、それはまた別の機会に・・・・。
ということで、今回は「なぜINDIANという名前を冠したのか??」について考えていきたいと思います!!
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こちらは第一回でご紹介した「1901年~の”INDIAN第一号機”」です!テール周辺のロゴに注目~!!
INDIAN の下に”HENDEE MFG.CO.”=当時の会社名”ヘンディーマニュファクチャリングカンパニー”、その下に”Springfield,Mass”=本拠地である”マサチューセッツ州のスプリングフィールド”と冠されています。
ということは、このモーターサイクルは”ヘンディーマニュファクチャリングカンパニーのINDIAN号”という名前だったということですね(*´Д`)
その後、1920年に”SCOUT”発売~1923年に”INDIAN MOTORCYCLE COMPANY”へ社名変更~そして現代へ・・・・と続いていきます。

当時のカタログの表紙のようですが”INDIAN MOTOCYCLE””1916”の記載あり、車両はおそらく”CHIEF”かなと・・・・??

こちらも当時のスタンプ・・・・ですが「ヘンディーマニュファクチャリングのINDIAN MOTOCYCLE」という形で「わが社のモーターサイクルはINDIANと呼ぶ」という販売方針だった模様です。
ちょっと古いたとえですが、「SONYのポータブルカセットプレーヤー=”WALKMAN”」みたいな感じかなと(;'∀')シランカ・・・
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ではなぜ?自社のモーターサイクルに”INDIAN”と名付け、社名もその後変えてしまうほど、こだわったのはなぜか??
ちょっと時代背景から考えてみたいと思います。
コロンブスがアメリカ大陸を発見~ちょうど”西部開拓時代”が終わりかけていた1900年前後・・・・
現地では「インディアン戦争」など呼ばれていた「先住民族=インディアンの侵略に対する抵抗」がほぼ終息に向かっていて、世間一般のアメリカ人にとっては「インディアン(先住民)は消えつつある過去の存在である」という認識だったそうです。
実際には保留地でかなり厳しい生活を強いられていたインディアンですが、
市井では「(権力に立ち向かう)勇敢な戦士たち」「荒々しく誇り高き戦士たち」とキャラクター付けされ、インディアンのイメージは【強きもの・勇敢なもの・道を切り開くものたち】がステレオタイプな時代でした。
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そんな時代背景を考えたとき、”なぜアメリカで最初のオートバイブランドがインディアンと名付けたか”がちょっと見えてきます。
① 「インディアン」という名前は文化的な象徴だった
前述の通り、当時のアメリカでは西部開拓時代やインディアン文化への関心が高まり、先住民を象徴するイメージが一種の「力強さ」や「自由」を表現するものとして好まれてた。
そのため、モーターサイクルが象徴する「冒険心」や「自由」といった価値観が、インディアンの歴史的なイメージが重なったのではないか??
② 初期の「インディアン」モーターサイクルのデザイン
初期から「インディアンのヘッドドレスや羽のデザインが施されたロゴ」を使用していて、「ブランドのアイコン」になっていた。
しかも①のように”当時のアメリカ社会における「強さ」や「自由」などのイメージ”が強調され「知名度・浸透度」ともに非常に効果的だったのではないか??
③ 商業的な意図
ヘンディーマニュファクチャリングを立ち上げた2人は当初から「インディアンモーターサイクルを一大ブランドにしたい」という野望を抱いておりました。
そのため、「アメリカン・アイデンティティを強調」しつつ、当時のライダーたちが「共感できる象徴的な名前」として選んだのではないか??
また、当時アメリカの商業世界では「インディアン」という名前が商品に付けられることが多かったようで、消費者にも親しみやすく、覚えやすいブランド名を目指していたのかもしれません??
↑アメフトのチーム”ワシントンレッドスキンズ”や、大リーグでも”クリーブランド・インディアンス”などなど・・・
④ ハーレーダビッドソンとの競争を意識した??
インディアンモーターサイクルが登場した時期、同じく「ハーレーダビッドソン」も競争相手として存在していました。
ハーレーダビッドソンは”創業者が兄弟だった=そのまま名前を付けた”のですが、当時のハーレーは『レジャー用やカスタムをするような文化は無く、馬の代わりの移動手段(実用性を重視する)』という姿勢だったので、それとは逆を行く”冒険””ワイルドさ”などのワードを連想させる「インディアン」を使ったのではないか??
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いかがでしょうか??
当時のアメリカでは「エンタメとして”強くて気高くて”でも”儚く終わってしまいそう”なロマンのあるキャラクター」として受け取られていた”インディアン”。
「アメリカで1番のモーターサイクルブランドになる!!」という創業メンバーの2人の野望・情熱から考えると、いたって自然な流れなのかもしれません・・・・・!!
「インディアン」という名前は、単なる地域や文化的な要素を反映しているわけではなく、その背後にある「自由、力強さ、冒険心を象徴する意味」を込めており、当時のアメリカ社会で非常にポジティブに受け入れられ、商業的にも文化的にも、非常に戦略的なネーミングになったと言えるのではないでしょうか??
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終わりに(ちょっと真面目な話・・・)
数年前にアメリカから世界へと広がった「BLACK LIVES MATTER」という人権運動を覚えていますか??
「黒人差別に反対する運動」だったのですが、それよりもっとずっと前から「アメリカインディアン運動」という人権運動があり、
実際にBLMからも波及して「ネイティブアメリカンの人権をしっかり尊重する世論」に変化してきているといいます。
それに伴って「ネイティブアメリカン(インディアン)を商業的に消費をするな」という声も上がってきており、前述のアメフトチームや大リーグのチームは「インディアンを連想させない名前に変更」「いかにも”インディアン”というイメージのキャラクターはNG」になってきています。
そんな中、本社はいち早く「ネイティブアメリカンを尊重する姿勢」をしっかり打ち出し、「ネイティブアメリカンを保護する基金」を支援する運動にも携わっています。
今年そろそろ発表になるかな・・・と思いますが、「ネイティブアメリカンのデザイナーさんとコラボしたインディアンモーターサイクルのアパレルコレクション」も発売を控えており、その収益の一部は前述の基金に寄付されるとのこと。
創業当時とは「インディアン」というパブリックイメージがだいぶ変わってきていますが、【今も昔も変わらず”インディアン”の名を大切にリスペクト】している姿勢が伝わってきます。
「ブランド名の由来」を考えてみたら、思わず歴史的・道徳的な深い話になりました・・・・。
いろんな人のいろんな時代のいろんな思いがある”インディアン モーターサイクルという名前”に恥じないよう、毎日背筋を伸ばして生きていこうと思いました・・・・!!
ではまた「インディアン今昔」第三回でお会いしましょう~♪♪
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