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【インディアン今昔話】伝説を再起動した投資家 ― 復活の狼煙"ステリカン"

こんにちは、NORTH OSAKA INDIAN MOTORCYCLE(HDxMINO)の西尾です!!!
シーズン到来♪梅雨入りまでに乗れる相棒探しはお早目にご相談ください♪

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【インディアン今昔話】1901年~2011年まで”100年の歴史”を辿る♪

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週末開催予定でとても楽しみにしていた野外バイクイベントが雨天予報で中止・・・・。
仕方ないことですが、とても残念でした(;´Д`)ムネン

気を取り直して本日は【インディアン今昔話】のスピンオフ企画その2!
【復活の英雄編】の第一回をお届けしたいと思います(*´Д`)

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スピンオフ企画その1は【インディアン人物伝】
初回掲載はこちらから→→ https://www.indian-motorcycle.inc/news/2025-05-05-09/

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1950年代の没落から、本当に紆余曲折がありすぎたインディアンモーターサイクル・・・・
復活の兆しを見せ始める「1990年代」でしたが、まだまだ前途多難な道のりを、多大な情熱で”復活の狼煙を上げた”男たちがいました・・・・!!

男たちの名は"スティーブン・ジュリアン(Stephen Julius)""スティーブン・ヒース(Stephen Heese)"・・・・・、
そして彼らが率いる"ステリカン社(Stellican Ltd)"【インディアン:復活の英雄たち】の前半部分の主役になります(;゚∀゚)=3ハァハァ

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結構ドラマチックで語れるストーリーも多いので、【ステリカン期のインディアンモーターサイクル】については数回に分けてお伝えしていきます♪

という訳で、今回は"ステリカン社"にスポットを当ててお話を・・・・

 


"ステリカン社(Stellican Ltd)"
ロンドンを拠点とする投資会社で、主に英国のクライアントにサービスを提供している。

創業者は"スティーブン・ジュリアン(Stephen Julius)""スティーブン・ヒース(Stephen Heese)"
投資家から資金を募り、非上場企業の株式を取得し、企業価値を高めてから売却することで利益を得ることを目的としたファンドであり、
『「見過ごされてきた伝統ブランドの救済」に注力』しており、ヨーロッパやアメリカの衰退した伝統ブランドの復興を行っている企業である。

 

うむ・・・何となくインディアンの復活に力を注いでくれた意味もちょっとわかる・・・わかるぞ・・・・!!




↑スティーブン・ジュリアンさん
↓スティーブン・ヒースさん


で・・・・そんなステリカン社ですが、インディアンを買収する前からすでに『衰退してしまった伝統のブランドを復興させていた実績』があったんです・・・!!


上の画像でヒースさんが乗っているボートがまさしくそれでして、


イタリアの高級ボートメーカー"リーヴァ(Riva)"(https://www.riva-yacht.com/ja-jp/History)の経営立て直しに参画、
「高品質で、航海の美しさにこだわった、他に類を見ない水上艇を作る」という再ブランド化で結果を出し、

 

続いて、1874年からの歴史を誇るアメリカの高級クラシックボートメーカー"クリス・クラフト(ChrisCraft)"(https://www.chriscraft-japan.com/about/index.html)を買収、2001年から2018年の間に「」という形でブランド復興を果たし、クリス・クラフトを売却しています(*´Д`)


『衰退してしまった伝統ブランドの復興』を目指すステリカン社の姿勢は、クリス・クラフトの再ブランド化にも強く表れており、

 



ブランドの完全取得と再構築
クリスクラフトのブランド名と資産をそれぞれ約500万ドルで取得し、ブランドと企業の統合を図ることからスタート

デザインの刷新と高級志向への転換
過去の大量生産モデルを廃止し、クラシックなデザインと高品質な素材を用いた新モデルを開発

製品ラインの再編成
製品ラインを16モデルから6モデルに絞り込み、ブランドのアイデンティティを明確に

高級市場への再定位
高価格帯の市場に焦点を当て、富裕層向けのプレミアムボートとしての地位を確立

国際市場への展開
生産量の約25%を海外市場に輸出し、グローバルなブランド展開を強化


うむ・・・結構明確な"再ブランド化への道筋と情熱"が伝わってきます(;゚∀゚)=3ハァハァ

ちなみに、クリス・クラフト社も創業から(インディアン同様)紆余曲折がありまくったメーカーでもありまして・・・・・


クリスクラフト超ざっくりヒストリー

■ 1874年:創業

  • クリストファー・コロンブス・スミス(Christopher Columbus Smith)がボート製造を開始。

  • のちに弟ハンクと共に「Smith Ryan Boat Company」を設立。

■ 1920年代:クリスクラフト誕生

  • 社名を「Chris-Craft」へ変更。

  • 当時のアメリカで“ステータスの象徴”とされる高級マホガニーボートを生産。

  • ハリウッドスターや富裕層が愛用、ブランド確立。
    ※オードリーヘップバーンやルーズベルト大統領・JFケネディなどなど・・・Σ(゚Д゚)

■ 1940年代:戦争に貢献

  • 第二次世界大戦中、アメリカ軍向けの軍用ボート(パトロール艇など)を製造。

■ 1950年代:黄金期

  • 戦後の好景気を背景に、大量生産体制を確立。

  • スタイリッシュなマホガニーボートが大ヒット。

■ 1960~80年代:プラスチック艇へ移行、迷走期

  • ファイバーグラス艇が主流になる中、伝統との折り合いに苦しむ。

  • 経営者がたびたび交代し、複数の企業に売却される。

■ 2001年:ステリカン社が買収・再建へ

  • スティーブン・ジュリアスらがステリカン社を通じて買収。

  • クラシックデザイン×高品質でブランド再構築。

  • 高級志向へ転換、世界市場にも展開。

■ 2018年:Winnebago社が買収

  • RV(キャンピングカー)大手のウィネベーゴがクリスクラフトを買収。

  • ボートとRVの「プレミアムレジャー領域」でのシナジーを目指す。

「富裕層のステータスボート」→ 「軍用艇も手がける実力派」→ 「時代に翻弄される」→ 「ステリカンが復活」→ 「世界へ」という歴史・・・・
しかも時代にほんろうされている最中は"身内による大量不正会計で倒産"なんかも挟んでまして、それはもう紆余曲折・・・・(´;ω;`)ウッ…

ここまで書いてて感じたんですが、【クリス・クラフトもインディアンみたいなヒストリー】辿ってるやん(;゚∀゚)=3ダイダイソックリ
となると、「なぜステリカン社がインディアンを復興させようとしたか」もおぼろげに見えてきます♪♪

その後ステリカン社は、2004年にインディアンモーターサイクルの商標を取得、『失われた名門"インディアンモーターサイクル"復活の狼煙』がここにあげられることとなります・・・・!!

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今回は(なかなか画像の発掘がうまくいかず)文字多めでお届けいたしました(笑)

【インディアン今昔話:復活の英雄編】、次回は『スティーブン・ジュリアン』にスポットを当てて【いかにインディアンを復活させようとしたか・彼の事業に掛ける想い】について掘り下げていきたいと思います!

どうぞ楽しみにお待ちください♪♪

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『語れるストーリーがある』
『語れるヒストリーがある』
『語れるこだわりのモノづくりがある』
『語れるデザインがある』 ・・・・

そんな”語れるインディアンモーターサイクルの〇〇の集合体”は、「ただの移動手段ではない、人生を満たしてくれる相棒」になる。


インディアンモーターサイクルのスローガンでもある『MAKE THE FIRST MOVE(最初の一歩を踏み出せ)』
とても好きな言葉です、人生を満たすもの=インディアンモーターサイクルのある生活を・・・この春から一緒に楽しみませんか♪♪


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外車やしなぁ~
初めてのバイクにはなぁ~
インディアン??よくわからんしなぁ~ と、

「気になってるけど不安要素の方が大きい」という方、多いかと思います!

インディアンモーターサイクルのスローガン”MAKE THE FIRST MOVE=最初の1歩を踏み出す”にもあるように、「気になっちゃったら一歩を踏み出してとりあえず不安をぶつけてみる」のがオススメ(*´Д`)



NORTH OSAKA INDIAN MOTOCYCLEでは、私(西尾)以外にも、「ハーレー正規ディーラー20余年」の実績を活かして、経験豊富なスタッフ&メカニックがおりますので、【”人生を満たす”お客様の相棒探し】をお手伝いいたします(;゚∀゚)=3

一気に暖かくなってきまして、いよいよ「バイク乗りた~~~~~い」という方のお問合せが日に日に増えてます♪

早めに動き出すと、その分早くバイクシーズンを楽しめますので、迷ってる方・悩んでる方はとりあえずお店でいろいろお話しましょうね~♪

 

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4万円相当の純正レインウェアをプレゼント・・・という、一般常識とはちょっと違うキャンペーンがスタートしております\(^o^)/

 

インディアンの”骨太すぎる”メーカーキャンペーンが発進した件

 

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★★インディアンモーターサイクルとは??★★

1901年よりスタート
「アメリカ最古のモーターサイクルブランド」

1920年代まで
”世界最大・世界最先端”のバイクメーカーとして・・・

1940年代まで
”イノベーションを続けるモノづくり”でハーレーとしのぎを削り・・・

1950-1990年代
不遇の時代を過ごした「アメリカの伝説”インディアンモーターサイクル”」。


2000年代より「大いなる復活」
”伝統””クラフトマンシップ””イノベーション”を柱に、
【デザイン×運動性能の高次元な融合】でアメリカンモーターサイクルの先端を走り続けます。

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「大阪市内からアクセス抜群」な立地で【NORTH OSAKA INDIAN MOTORCYCLE】!!
情報発信はSNSでも!ぜひフォローよろしくお願いいたします(;゚∀゚)=3
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NORTH OSAKA IMC(HDxMINO)の強いとこ5つ↓↓

①全国でも稀な「ハーレーとインディアンを同時に試乗して比較検討出来る店」
②HD正規販売店として20余年の蓄積(スタッフ・整備などトータルサポート)
③系列に”HD正規ディーラー2拠点+インディアン正規ディーラー1拠点”といつでも連携
④インディアンモーターサイクルの正規販売ディーラー!!
⑤171号線沿い&新御堂筋からスグ!関西各エリアからスマートアクセス♪

「上質なアメリカンモーターサイクルと共に歩むバイクライフ」
を全力バックアップいたします\(^o^)/

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